Live2D

ルーツさんに触発されて、Live2Dをいじってみた。







なかなか、面白い技術です。
このアニメーション、Live2Dのモデラーツールで書いた1枚の2Dイラストから
Live2Dアニメーションツールを使って作りました。




3Dみたいな立体的な表現も可能になるようです。
公式には、Flashのサンプルもあります。
画像をドラッグすると、回転する様子が見られます。




3Dのトゥーンより、アニメ色が強く出せるし、
(イラストが描ける人なら)アニメーションが簡単にできるので、
これを使ったコンシューマーアニメが増えるかもしれませんね。





ただ、ベクター画像のツールなので、ペイントで書くみたいに
線を引き間違えても、消しゴムツールでゴシゴシ消したりすることはできません。
あくまで、制御点をいじって絵を仕上げていきます。



パワーポイントで、図を描いたことがある人は
なんとなく想像がつくかもしれませんが、あんな感じです。



技術的には、3Dで言うところのモーフィングとか、
モーション作成に近い感じがしました。



首を回転させた後の画像と、首を曲げる前の画像を補間して
回転させている感じです。



なので、斜めを向いた絵をかけちゃう人は、かなりイケそうです。
ベクターツールは、思うように絵を描くのが大変なので、
下絵を、普通のペインターで描いて、Live2Dでトレースし、
アニメをつけるという手順を踏むことになりそうですね。



蛇足ですが、アニメーションの髪ゆれっぽいのは、
後ろ髪のレイヤだけ、傾いたときの座標系を歪ませて表現しています。